札幌のピアニスト辻千絵です。
長い曲を伴奏をしていると、楽譜が自分ではめくれないので「譜めくり」さんが必要です。
しかし、タイミングが合わないとすごく気になって弾きにくいので、私は極力譜めくりをつけません。楽譜のコピーを駆使して自分専用の楽譜を作ります。
しかし、作曲家に敬意を払う意味でも、出来ればコピー譜は使いたくない場合、工夫したけどどうしてもめくれない場合は、譜めくりさんをお願いします。
ピアノの経験があるから譜めくりが得意という訳でもなく、器楽奏者の方で、とても上手にめくってくれた人もいます。
気になって、インターネットで譜めくりを検索すると、参考になる経験談があり、特にその重要性から、外国では専門の職業としてあるらしい。。というものも見つけました。
以前もブログに書いたことがあると思いますが、実は私、「譜めくり」が得意なんです!
大学生の時にゼミの先生の室内楽の譜めくりをして絶賛され、札響の先生のリサイタル譜めくりに推薦され、相場の二倍の謝礼を頂いた思い出があります笑
演奏家の間近でリハーサルを見て、準備の仕方など沢山勉強できました。
演奏中、譜めくりは「一切音楽を聴くことは出来ない=楽しむことは出来ない」。
ですから、チケット代を払って行った演奏会で、主催者に急に譜めくりを頼まれた時は悲しかったです、ああ聴けない〜って。
この時は謝礼も無く、二重に悲しかった(^^;
演奏会の出来を左右する大切な脇役、譜めくり。
もっと磨かれても良い分野かも知れないですね。
【ピアニスト辻千絵公式ホームページ】
http://www.tsuji-piano.com/
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